データベース編 第1章 / 全13章
データベースとは
Database ・ DB ・ DBMS
Excelとの違い司書さんのいる書庫。たくさんの人が同時に出し入れしても、散らからず、なくならない。
図とさわれるデモで確かめる →
ポイント
- データを決まった形で保存し、条件をつけてすばやく取り出せる
- 何人が同時に書き込んでも、矛盾しないように管理してくれる
- 誰が何を見られるか(権限)や、バックアップの仕組みも持っている
名前の由来
data与えられたもの → 事実・資料base基地・置き場
資料をまとめて置いておく基地。
仕事の現場では
Excelの台帳が「ファイルが壊れた」「誰かが上書きした」「重くて開かない」となってきたら、データベースへの移行を考えるタイミングです。
くわしく(正確な話)
- データベースを動かすソフトをDBMS(データベース管理システム)と呼ぶ。
- 大きく、表で管理するリレーショナルDB(SQL)と、それ以外のNoSQLに分かれる。
- 用途に特化した、時系列・全文検索・ベクトルなどのDBもある。
- いまはクラウドのマネージドサービスとして使うのが主流。
うまれ:エドガー・F・コッドが1970年にリレーショナルモデルを発表したのが、今のDBの出発点。
この章の用語(意味と語源)
- データベース Database ・ DB
整理して保存されたデータの集まり。
表などの決まった形でデータを保存し、条件をつけてすばやく取り出せます。複数人が同時に読み書きしても壊れないよう管理されています。
語源data(ラテン語 datum「与えられたもの」の複数形)+ base(基地・置き場)。
- DBMS ディービーエムエス
データベースを動かし、管理するソフト。
データの保存・検索・同時アクセスの調整・権限・バックアップなどを担当します。PostgreSQL や MySQL はDBMSの製品名です。
語源DataBase Management System(データベース管理システム)の頭文字。
- NoSQL ノーエスキューエル
表(リレーショナル)以外の形でデータを持つDBの総称。
キーバリュー・ドキュメント・ワイドカラム・グラフなどがあります。正確さを少しゆるめる代わりに、速さや規模、柔軟さを得ているものが多いです。
覚えておく:キーバリュー / ドキュメント / ワイドカラム / グラフ
語源「No SQL(SQLを使わない)」として広まり、今は「Not only SQL(SQLだけじゃない)」と説明されることが多い言葉です。
- バックアップ Backup
万一に備えて取っておく、データの写し。
DBは「ある時点に戻す」ことができるよう、自動で定期的にバックアップを取れます。
語源back(後ろ)+ up。後ろから支える「予備」の意味。