ITを図で理解する ・ セキュリティ編
情報セキュリティ入門
攻撃はどこから来て、どこで止められるのか。人・ID・端末・通信・アプリ・データ・見張りの7層で、会社の守り方を1枚の地図に。
全13章・約25分。各章の「さわって確かめる」で、攻撃を試して効く対策を確かめられます。
点線の付いた言葉は、タップすると意味と英語の語源が出ます。
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入口で止める
中を守る
見張る
まとめ:会社のセキュリティ対策 早見表
1つの壁に頼らず、層ごとに守りを重ねる(多層防御)のが基本です。
- 人不審なメールに気づく教育と訓練。「急ぎ」「振込先変更」は電話で確認。
- ID(本人確認)全員に多要素認証。IDは1か所で管理し、退職者はすぐ止める。権限は必要最小限。
- 端末OSとソフトを自動更新。EDRで怪しい動きを検知し、紛失に備えてディスクを暗号化。
- 通信HTTPSで暗号化。ファイアウォールとWAFで入口を絞り、VPNから「毎回確かめる」ゼロトラストへ。
- アプリ脆弱性の情報を集め、パッチを早く当てる。公開しているシステムは定期的に診断する。
- データ3-2-1ルールでバックアップ。1つは書き換えできない場所に。復旧の訓練もする。
- 見張りログを集めて異常に気づく。事故のときの連絡先と手順(初動)を決めておく。
- ルールセキュリティポリシーを文書にし、取引先・委託先の対策も確かめる。
よくある悩みと、読むべき章
現場でよく聞く悩みから、どの章を読めばよいかを引けます。
何から手をつければいいかわからない(中小企業)
第12章 ルールと人
10項目のチェックで、いまの状態と次にやることがわかります。まずは多要素認証・更新・バックアップの3つからです。
取引先を名乗るメールで「振込先が変わった」と言われた
第2章 攻撃の手口 / 第8章 メール
ビジネスメール詐欺の典型的な手口です。メール以外の手段(電話など)で、登録済みの連絡先に確認しましょう。
ランサムウェアが怖い。何をしておけばいい?
第10章 バックアップ
感染を防ぐ対策に加えて、「書き換えできないバックアップ」から戻せるようにしておくことが最後の砦です。デモで確かめられます。
退職した人のアカウントが残っている気がする
第4章 IDと権限
IDを1か所(IdP)で管理し、人事の手続きと連動して止める仕組みにするのが基本です。
VPN機器の脆弱性のニュースを見た。うちは大丈夫?
第9章 脆弱性 / 第6章 通信
インターネットに公開している機器ほど、修正をすぐ当てる必要があります。長期的には、ゼロトラスト型への移行も検討しましょう。
もし情報が漏れたら、どこに報告すればいい?
第11章 インシデント対応
個人データの漏えいでは、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が必要になる場合があります。初動の手順を決めておきましょう。
用語じてん
この教材に出てくる言葉を、意味と語源つきでまとめました。英語でも検索できます。
セキュリティ編:章ごとに読む
- 情報セキュリティの3要素何を守るのか
- 攻撃の手口敵を知る
- パスワードと多要素認証鍵を強く、鍵を2つに
- IDと権限の管理誰が、何を、いつまで
- 暗号化とHTTPS盗まれても読めなくする
- ネットワークの守り入口を絞り、中身を調べる
- 端末の守り(EDR)入られても気づいて止める
- メールとWebの守りなりすましメールを見抜く
- 脆弱性とアップデート弱点は、見つかったらすぐふさぐ
- バックアップと復旧最後の砦
- ログ監視とインシデント対応起きたときに、慌てない
- ルールと人(セキュリティ管理)仕組みを回し続ける
- クラウド別の対応表同じ役割、違う名前
図やデモの数値は説明用の例です。法令やガイドライン、クラウドのサービスは2026年10月時点の情報にもとづきます。実際の対応は、最新の公式情報や専門家の助言をご確認ください。