ITを図で理解する ・ ネットワーク編
ネットワーク入門
URLを打ってからページが出るまでを、1枚の絵で追いかける。
全8章・約10分。各章の「さわって確かめる」はデモです。ボタンやチェックを操作してみてください。
点線の付いた言葉は、タップすると意味と英語の語源が出ます。
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自宅 / LAN
サーバー側 example.com
ファイアウォールで止まりました。443番ポートが閉じているので、パケットはここから先へ進めません。第4章で443番を「許可」に戻してみましょう。
まとめ:表示までの8ステップ
ここまでの流れを1行ずつ。復習や、社内での説明にどうぞ。
- DNS で住所を調べるexample.com という名前を、IPアドレス(数字の住所)に変換する。
- TCP でつなぐ「そろえよう(SYN)」「受け取りました(ACK)」の3回のあいさつで、通信できることを確かめる。
- TLS で暗号化する証明書で相手が本物か確かめ、中身を暗号化する。https の「s」。
- ファイアウォールを通る許可されたポート(HTTPSなら443番)宛ての通信だけが中へ入れる。
- ロードバランサーが振り分ける複数のサーバーに順番に仕事を回し、故障した1台は外す。
- Webサーバーが受け付ける「このページをください(GET)」に、結果を3桁の番号付きで返す。
- データベースから取り出すSQLで条件を伝え、合うデータだけを取り出す。
- ブラウザに表示される返事が来た道を戻り、HTML・CSS・JavaScriptから画面が組み立てられる。
「つながらない」ときの早見表
よくある症状が、図のどこで起きているかを知っておくと、原因の見当がつけやすくなります。
「このサイトにアクセスできません」「サーバーが見つかりません」と出る
第1章 DNS
名前から住所を調べる段階でつまずいています。URLの打ち間違い、ドメインの期限切れ、DNS設定の誤り(サイト引っ越し直後など)がよくある原因です。
「この接続ではプライバシーが保護されません」「保護されていない通信」と出る
第3章 TLS
証明書の期限切れや、証明書とドメイン名の不一致が典型です。サイト側で証明書を更新・設定し直せば解消します。パスワード入力は控えてください。
社外からだけ、またはテレワークのときだけつながらない
第4章 ファイアウォール
ファイアウォールやクラウドのセキュリティ設定で、接続元のIPアドレスやポートが絞られている可能性があります。「全部開ける」のではなく、必要な範囲だけ許可するのが正解です。
ページは出るが「404 Not Found」と表示される
第6章 Webサーバー
サーバーまでは届いていますが、そのURLのページが存在しません(Not Found=見つかりません)。リンク切れやURLの変更が原因です。
「500 Internal Server Error」「503」が出る、ときどきとても遅い
第5〜7章 サーバー側
Internal Server Error は「サーバー内部のエラー」。サーバーの処理やデータベースで問題が起きているか、アクセスが集中して処理しきれていない状態です。
用語じてん
この教材に出てくる言葉を、意味と語源つきでまとめました。英語でも検索できます。
ネットワーク編:章ごとに読む
図のIPアドレスやドメインは説明用の例です。説明をわかりやすくするため、一部を単純化しています。