ITを図で理解する ・ アプリ基盤編
Webアプリ・Kubernetes入門
Webアプリは、どう届けられ、どこで動き、どう作られ、どう見守られているのか。コンテナとKubernetesまで、1枚の地図で。
全13章・約25分。各章の「さわって確かめる」はデモです。ボタンやチェックを操作してみてください。
点線の付いた言葉は、タップすると意味と英語の語源が出ます。
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届ける(入口)
動かす(実行基盤)
作る・見守る
まとめ:Webアプリ基盤 早見表
「届ける・動かす・作る・見守る」の4つに分けると、構成図が読めるようになります。
- 3層構造画面(プレゼンテーション)・処理(アプリケーション)・保存(データ)の3段。
- フロントエンド・SPAHTML・CSS・JavaScript。変わった部分だけ書き換えるSPA、最初の表示を速くするSSR。
- CDN世界中の配達所から、画像やプログラムを近くで届ける。速さとアクセス集中への強さ。
- ロードバランサーアクセスを振り分け、壊れたサーバーは外す。オートスケールで台数を自動で増減。
- 仮想マシン1台を何台にも分ける。自由だが、OSの面倒は自分で見る。古いシステムの移行に。
- コンテナ・Kubernetesアプリを箱にして、どこでも同じように動かす。Kubernetesが大量の箱を自動で管理・修復。
- サーバーレス呼ばれたときだけ動き、使った分だけ払う。イベントで動く小さな処理に。
- CI/CD・監視テストから本番への配置までを自動化し、メトリクス・ログ・トレースで中を見える化。
よくある悩みと、効く仕組み
現場でよく聞く悩みから、どの章を読めばよいかを引けます。
サイトが遅い。でも、どこが遅いのかわからない
第11章 監視とログ
トレースで「1回の処理のどこに時間がかかっているか」を見るのが近道です。多くの場合、データベースの検索や外部APIの待ちが原因です。
キャンペーンやテレビ放送のたびに、サイトが落ちる
第3章 CDN / 第4章 ロードバランサー
画像などはCDNから配り、アプリはロードバランサーとオートスケールで台数を自動で増やせるようにします。
リリースのたびに障害が起きる。夜間の手作業がつらい
第10章 CI/CD
自動テストと自動デプロイを整え、まず一部の利用者にだけ新しい版を出す(カナリアリリース)と、事故が大きく減ります。
ベンダーにKubernetesを勧められた。本当に必要?
第12章 選び方
決め手は「誰が運用するか」です。運用の専門チームがなければ、コンテナのおまかせ実行サービスで十分なことが多いです。
古い社内サーバーを、クラウドへ移したい
第5章 仮想マシン
まずは仮想マシンへほぼそのまま移し(リフト&シフト)、そのあとコンテナなどに作り直すのが現実的です。
1か所直すと別の所が壊れる。改修に時間がかかる
第6章 マイクロサービス
機能ごとに分けて、APIでつなぐ作りにすると、部分ごとに直して出せるようになります。ただし部品が増えるぶん、運用は複雑になります。
用語じてん
この教材に出てくる言葉を、意味と語源つきでまとめました。英語でも検索できます。
アプリ基盤編:章ごとに読む
- Webアプリの仕組み画面・処理・保存の3段
- フロントエンドとSPAブラウザの中で動く部分
- CDNとキャッシュ近くの配達所から届ける
- ロードバランサーとオートスケール混んだら振り分け、足りなければ増やす
- 仮想マシン(VM)で動かす1台を何台にも分ける
- モノリスとマイクロサービス1つの塊か、小さな部品の集まりか
- コンテナ(Docker)アプリを箱ごと運ぶ
- Kubernetes(クバネティス)コンテナの司令塔
- サーバーレス必要なときだけ動く
- CI/CD(自動テストと自動デプロイ)作る・確かめる・届けるを自動化
- 監視とログ(オブザーバビリティ)中で何が起きているかを見えるように
- どこで動かす?(実行基盤の選び方)手間と自由のバランス
- クラウド別の対応表同じ役割、違う名前
図やデモの数値は説明用の例です。クラウドのサービスは2026年10月時点の主なもので、名称や提供内容は変わることがあります。