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セキュリティ編 第7章 / 全13章

端末の守り(EDR)とは

Antivirus ・ EDR ・ MDM

入られても気づいて止める
空港の保安検査。昔は「指名手配リストの顔」だけを止めていた(ウイルス対策ソフト)。今は「挙動のおかしい人」にも気づいて止める(EDR)。
図とさわれるデモで確かめる →

ポイント

名前の由来

endpoint末端(=利用者の端末)detection検知response対応

EDR:端末での検知と対応。

仕事の現場では

攻撃者は、既存のウイルス対策ソフトをすり抜けるように新しい道具を作ってきます。「入られない」だけでなく「入られても早く気づいて止める」ためにEDRを入れる会社が増えています。Windows には Microsoft Defender が標準で入っています。

くわしく(正確な話)

  • EDRを端末以外(メール・クラウド・ネットワーク)にも広げたものを XDR と呼ぶ。
  • EDRは記録を残すので、「いつ・どこから・何をされたか」を後から調べられる。
  • 会社のスマホ・PCを一括管理し、紛失時に遠隔で消去するのが MDM。
  • USBメモリの利用制限や、管理者権限を普段使わない設定も効果がある。

この章の用語(意味と語源)

ウイルス対策ソフト Antivirus

登録済みのパターンに一致する悪いソフトを見つけて止めるソフト。

語源anti(反対の)+ virus(ラテン語で「毒」)。

EDR / XDR イーディーアール

端末の怪しいふるまいを見つけて、止める・調べるための仕組み。

XDRは、端末だけでなくメール・クラウド・ネットワークまで広げて見張ります。

語源Endpoint Detection and Response(端末での検知と対応)の頭文字。X は「何でも(あらゆる範囲)」。

隔離 Quarantine

怪しいファイルや端末を、他から切り離して被害が広がらないようにすること。

語源英語 quarantine はイタリア語 quaranta giorni(40日)から。疫病の時代、船を40日間港の外に留めたことに由来します。

MDM エムディーエム

会社のスマホやPCを、まとめて管理する仕組み。

設定の配布、アプリの制限、紛失時の遠隔ロック・消去ができます。

語源Mobile Device Management(モバイル端末の管理)の頭文字。

ディスク暗号化 BitLocker ・ FileVault

PCのストレージ全体を暗号化して、紛失・盗難時に中身を読めなくすること。

Windows は BitLocker、Mac は FileVault が標準で使えます。

語源disk(円盤)+ encryption。BitLocker は bit(データの最小単位)+ locker(鍵付きの戸棚)。

セキュリティ編:章ごとに読む

  1. 情報セキュリティの3要素何を守るのか
  2. 攻撃の手口敵を知る
  3. パスワードと多要素認証鍵を強く、鍵を2つに
  4. IDと権限の管理誰が、何を、いつまで
  5. 暗号化とHTTPS盗まれても読めなくする
  6. ネットワークの守り入口を絞り、中身を調べる
  7. 端末の守り(EDR)入られても気づいて止める
  8. メールとWebの守りなりすましメールを見抜く
  9. 脆弱性とアップデート弱点は、見つかったらすぐふさぐ
  10. バックアップと復旧最後の砦
  11. ログ監視とインシデント対応起きたときに、慌てない
  12. ルールと人(セキュリティ管理)仕組みを回し続ける
  13. クラウド別の対応表同じ役割、違う名前

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