セキュリティ編 第13章 / 全13章
クラウド別の対応表
Azure ・ Google Cloud ・ AWS
同じ役割、違う名前マンションの管理。建物の入口や共用部分は管理会社が守るが、自分の部屋の鍵を閉めるのは住人の役目。
図とさわれるデモで確かめる →
ポイント
- クラウドの土台(建物・機械・基本のソフト)はクラウド会社が守る
- IDの設定、データ、アクセス権、公開範囲の設定は、利用者の責任
- 設定ミスによる情報の公開が、クラウドの事故で特に多い
名前の由来
shared分け合ったresponsibility責任
責任共有モデル:クラウド会社が守る部分と、利用者が守る部分を分けて考えること。
仕事の現場では
クラウドの事故の多くは、クラウド側の弱点ではなく、利用者の設定ミス(誰でも見られる状態になっていた、など)が原因です。設定を自動で点検するサービスを使いましょう。
くわしく(正確な話)
- Microsoft Defender for Cloud・Security Command Center・AWS Security Hub は、設定の点検と脅威の検知をまとめて行える。
- 鍵や秘密の情報は、Key Vault・Secret Manager・Secrets Manager で管理し、プログラムに書かない。
- クラウドの操作の記録(監査ログ)は必ず残し、SIEMに集める。
- 名称や機能は変わりやすいので、最新の情報は各社の公式ページで確認する。
2026年10月時点の主なサービスです。名称や提供内容は変わることがあります。
この章の用語(意味と語源)
- 設定の点検・脅威の検知 Defender for Cloud ・ Security Command Center ・ GuardDuty
クラウドの設定ミスや怪しい動きを、自動で見つけるサービス。
語源guard(見張る)+ duty(任務)。
- クラウドのSIEM Microsoft Sentinel ・ Google Security Operations
クラウド型の、ログを集めて異常を見つけるサービス。
語源sentinel は「歩哨・見張り番」。