IT全般編 第15章 / 全15章
AIとデータ活用とは
AI ・ 機械学習 ・ 生成AI ・ LLM
データから学ぶたくさんの本を読んだ物知りの見習い。次に来そうな言葉をうまく続けられるが、知らないことまでもっともらしく話してしまうことがある。
図とさわれるデモで確かめる →
ポイント
- 機械学習:大量のデータからパターンを学び、予測や分類をする
- 生成AI:学んだパターンから、文章や画像を新しく作る
- AIの出来は、学ばせるデータと、社内データの整い方で決まる
名前の由来
artificial人工のintelligence知能
人の知的な働きを、コンピューターで実現しようとする技術。
仕事の現場では
生成AIを業務で使うときは、「社内のデータを探して渡す仕組み(RAG)」と「出てきた答えを人が確かめる流れ」をセットにするのが基本です。データを集めて整える土台づくりは、データレイク編で解説しています。
くわしく(正確な話)
- ChatGPT・Claude・Gemini などは、大規模言語モデル(LLM)と呼ばれる生成AI。
- LLMは文章をトークンという小さな単位に分け、次のトークンを予測することをくり返して文章を作る。
- もっともらしい間違いを答えることをハルシネーションと呼ぶ。
- AIへの指示文をプロンプトと呼び、書き方で答えの質が変わる。
うまれ:AI という言葉は、1956年の米国ダートマス会議で、ジョン・マッカーシーらが使い始めた。
この章の用語(意味と語源)
- AI エーアイ ・ 人工知能
人の知的な働き(判断・予測・会話など)をコンピューターで行う技術。
語源Artificial Intelligence(人工の知能)の頭文字。
- 機械学習 Machine Learning
データからパターンを学ばせて、予測や分類をさせる技術。
売上予測、不良品の検知、迷惑メールの判定など。
語源machine(機械)+ learning(学ぶこと)。
- 生成AI / LLM Generative AI ・ 大規模言語モデル
文章や画像を新しく作り出すAI。文章を扱うものを大規模言語モデル(LLM)と呼ぶ。
ChatGPT・Claude・Gemini などが代表例です。
語源generate(生み出す)。LLM は Large Language Model(大規模言語モデル)の頭文字。
- トークン Token
生成AIが文章を扱うときの、小さな区切りの単位。
利用料金もトークンの数で決まることが多いです。
語源token(しるし・代用硬貨)。
- プロンプト Prompt
AIへの指示文。
語源prompt(促す)。演劇で、役者にセリフをそっと教えることも prompt と言います。
- ハルシネーション Hallucination
生成AIが、もっともらしい間違いを答えること。
語源hallucination(幻覚)。ラテン語 hallucinari(心がさまよう)から。
- RAG ラグ
社内資料などを検索してから、生成AIに答えさせる仕組み。
くわしくはデータベース編の「ベクトルDB」の章で解説しています。
覚えておく:検索 → 生成
語源Retrieval-Augmented Generation(取ってきた情報で強化した生成)の頭文字。