IT全般編 第2章 / 全15章
ハードウェアとは
Hardware ・ CPU ・ メモリ ・ ストレージ
コンピューターの体ポイント
- CPU:計算と指示をこなす「頭脳」
- メモリ:いま使っているデータを置く「作業台」。速いが、電源を切ると消える
- ストレージ(SSDなど):データをしまう「冷蔵庫」。電源を切っても残る
名前の由来
もとは金物(工具や鍋)のこと。手で触れられる「かたい」部分なのでハードウェア。
仕事の現場では
くわしく(正確な話)
- データの量はバイト(B)で数え、約1000倍ごとに KB → MB → GB → TB と単位が変わる。
- メモリが足りないと、あふれた分を一時的にストレージに逃がす(スワップ)ので遅くなる。
- SSDは電気だけで読み書きするので、円盤を回すHDDより何十倍も速い。
- 画像処理や生成AIには、単純な計算を大量に並べて行うGPUが使われる。
うまれ:今のコンピューターの「メモリにプログラムを置いてCPUが順に実行する」形は、1945年にフォン・ノイマンらがまとめた考え方がもとになっている。
この章の用語(意味と語源)
- ハードウェア Hardware
コンピューターの、手で触れられる機械の部分。
CPU・メモリ・ストレージ・画面・キーボードなど。
語源hard(かたい)+ ware(製品)。もとは金物(工具・鍋)のこと。
- CPU シーピーユー
計算と指示をこなす、コンピューターの頭脳。
1秒間に何十億回もの計算をします。「コア」が多いほど、同時にたくさんの仕事ができます。
覚えておく:料理人
語源Central Processing Unit(中央の処理装置)の頭文字。process はラテン語 procedere(前へ進む)から。
- メモリ Memory ・ RAM
いま使っているデータを置く、速い作業台。
電源を切ると中身は消えます。容量が足りないとPCが重くなります。
覚えておく:作業台。電源を切ると消える
語源ラテン語 memoria(記憶)から。RAM は Random Access Memory(好きな順に読み書きできる記憶)。
- ストレージ(SSD / HDD) Storage
データをしまっておく場所。電源を切っても消えない。
SSD は電気だけで読み書きする速いもの、HDD は円盤を回して読み書きする安くて大容量のもの。
覚えておく:冷蔵庫。電源を切っても残る
語源store(蓄える)+ -age。SSD は Solid State Drive(動く部品のない装置)、HDD は Hard Disk Drive(かたい円盤の装置)。
- バイト(GB / TB) Byte
データの量の単位。
約1000倍ごとに KB → MB → GB → TB。写真1枚が数MB、映画1本が数GBほどです。
覚えておく:KB → MB → GB → TB(約1000倍ずつ)
語源bite(ひとかじり)をわざとつづり変えた言葉と言われます。giga はギリシャ語 gigas(巨人)、tera は teras(怪物)から。
- GPU ジーピーユー
画像の処理や、AIの計算を得意とする部品。
単純な計算を何千個も同時にこなせるため、生成AIの学習や実行に欠かせません。
語源Graphics Processing Unit(画像処理装置)の頭文字。
- スワップ Swap
メモリが足りないとき、あふれた分を一時的にストレージに逃がすこと。
ストレージはメモリよりずっと遅いので、スワップが起きるとPCが急に重くなります。
語源swap(交換する)。メモリとストレージの間でデータを入れ替えることから。